野菜のたくさん入ったカレーは美味しい。
巾着なすとカグラナンバンが入った長岡野菜スープカレーは、3年前の新潟県中越地震の被災地である長岡市のホテルが開発し、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで売り出された。
地震で大きな被害を受けた地域の人達が、復興に向けて地場産業の活性化に向けて活動している。
ぜひ食べてみたい。
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3年前の新潟県中越地震の被災地・長岡市のホテルが地元の特産野菜を使って開発したレトルトのスープカレーを、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)が売り出した。同ホテルは「地震にめげずがんばる気持ちは同じ。少しでも復興の手助けになれば」とエールを送っている。
販売されているのは「長岡野菜スープカレー」。歯ごたえのある巾着(きんちゃく)ナスと、さわやかな辛みがあるトウガラシの一種、カグラナンバンが使われている。いずれも旧山古志村など長岡市内で収穫され、6~10月が食べごろ。長岡グランドホテルが昨年、農家を元気づけ、復興に役立てようと、レトルトカレーとして開発。今年1月、新潟県内で発売した。
今年10月、同ホテル総支配人の外山(とやま)範茂さん(59)が、15年来の知人の神戸メリケンパークオリエンタルホテル総支配人の岡川正典さん(50)と電話で話した際、長岡の野菜の話で盛り上がった。岡川さんは「『ガンバレ!長岡』応援フェア」として、同ホテルでスープカレーを売ることを決めたという。
神戸メリケンパークオリエンタルホテルには、神戸市の旧居留地にあり、阪神大震災で被災して取り壊された系列の旧オリエンタルホテルのスタッフの多くが働いている。「地元の人たちや地場産業が活性化してこそ、本当の震災復興といえることを身をもって知っている。少しでも手助けしたい」と岡川さん。
約40年前から長岡市内で巾着ナスをつくる小林幸一さん(63)は地震で自宅が半壊した。「長岡の農家は被災後も、特産野菜を作ることで自分たちを励まし生きてきた。『ごろっ』と入ったナスや、香味料とはひと味違うカグラナンバンのさっぱりした辛さをぜひ味わってほしい」と話す。
1袋220グラムで550円(税込み)。問い合わせは神戸メリケンパークオリエンタルホテル(078・325・8111)へ。
出典:asahi.com
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